はいさい!
第68回沖縄全島エイサーまつり2023が9月8日~10日に開催されました。
ついに戻ってきたという感じです。4年ぶりの開催となります。
すでに多くの動画がYoutubeにアップされていますね。
あの太鼓の音や三線の音、掛け声を聞くとお盆感半端ないです!
エイサーとは
エイサーとは、お盆の時期に現世に戻ってくる祖先の霊を送迎するために踊られる沖縄の伝統芸能。
主に、旗頭、太鼓踊、手踊、チョンダラー、地謡で構成され、若者たちが踊りながら地区を練り歩く。
約400年前に福島県いわき市出身の袋中上人が伝えた念仏踊りが沖縄のエイサーの源流であるといわれている。
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このように行列をつくってご先祖様を迎えるために地域を踊り練り歩きます。
基本的なエイサーの構成(役割)
【旗頭】
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高さが3~4mもある団体名が書かれた大きな旗を持ち、団体の先頭に立って舞い踊る。持っているだけでも重く大変だが、曲のリズムにあわせて上下させる。
【大太鼓】
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三線の音をしっかりとらえる者が担う、エイサーの音頭取り的役割。演技中は全体の音がずれないように常にリードするポジション。重量のある大太鼓を持つ体の大きさと体力も要求される。
【締め太鼓】
![](https://iha-shoten.com/wp-content/uploads/2023/09/kiji1Img-1-1024x681.jpg)
大太鼓よりも動きが自由な分、手足を大きく動かしながら太鼓を叩くのが特徴。大太鼓よりも高音の太鼓の音と躍動感のある動きが魅力。
【パーランク】
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締め太鼓と異なり、片面だけに皮を張った手持ち太鼓。リズミカルで軽快な音が特徴。
【女手踊り(いなぐもーい)】
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太鼓を持たない女性の手踊りで、絣(かすり)のひざ下丈の着物にたすき掛けをし、足元は島ぞうりが定番のスタイル。
【男手踊り(いきがもーい)】
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手踊りは、リズムや全体の動きをつかむための全ての役の基礎で、他の役への登竜門的なところもある。空手の型を取り入れているところが多い。
【地方(じかた)・地揺(じーうてー)】
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エイサーに不可欠な三線と唄の担当。三線を弾きながら唄い、太鼓打ちや踊り手をリードする重要な役割をする。
【京太郎(ちょんだらー)】
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ちょーぎなーやさんらーなど地域で異なる呼び名が多くある。顔を白塗りした奇抜な化粧をし、その滑稽な容姿や踊りで楽しませてくれる。演舞を進行したり、踊り手を鼓舞したり、隊列を整えたり、観客と絡み場を盛り上げたりと重要な役割を担っている。
エイサーを熟知した年長者やリーダーが担うことが多いが、場を盛り上げるため子供のちょんだらーが登場する団体もある。
全島エイサー開催場所
沖縄市コザ運動公園陸上競技場となりますが、前夜祭の道ジュネーは国道330号コザ・ゲート通りで行われます。(交通規制あり)
※道ジュネーとは地域の通りをエイサーを踊りながら練り歩く事。本土の盆踊りと同じように盆(沖縄では旧盆)の日の夜に、村の青年たちが各戸を踊り回る伝統行事の事を指す。
開催時期
毎年、旧盆の翌週末といわれておりますが、沖縄の旧盆はいつかといいますと来年は8月16日~18日の3日間となりますのでおそらく8月23日~25日で開催されると思われます。来年になれば全島エイサーのホームページで日にちが公開されると思います。
沖縄のお盆は毎年時期が違うのでちょっと混乱しますがネットで「沖縄旧盆いつ」みたいな感じで検索するとかなり先の日にちまで出てきますのでお調べ頂ければと思います。
6月~9月まではエイサーシーズンとなっており、この時期は沖縄各所でエイサーを見れる機会が多くなります。
◎みちじゅねー(初日)
日時:2023年9月8日(金) 18:30-21:00
場所:沖縄市胡屋十字路周辺
◎沖縄市青年まつり(中日)
日時:2023年9月9日(土) 15:00-21:00
場所:沖縄市コザ運動公園陸上競技場
◎沖縄全島エイサーまつり 本祭(最終日)
日時:2023年9月10日(日) 15:00-21:00
場所:沖縄市コザ運動公園陸上競技場
アクセスについて
車社会の沖縄では当日は交通規制もあり、かなりの渋滞が予想され、駐車する場所を探すのにも至難の業だと思います。車で行く場合は交通規制がかかる前にかなり前もって臨時駐車場等に駐車することをおススメします。
臨時駐車場まで車で行き、そこからシャトルバスに乗って行くことが可能です。
今年は沖縄市役所、沖縄市中央公共駐車場、沖縄市民研修センター、泡瀬漁港となります。イオンモールライカムという大型ショッピングモールからもシャトルバスが出ておりますがライカムの駐車場に停める必要があるのでこれまたエイサーがなくても土日は混むので覚悟が必要です。泡瀬漁港からのシャトルバスも結構距離があるので車+シャトルバスも体力が必要かと思います。特に帰りはかなりめんどくさいかと。
公共バスについては初日の道ジュネー(公道上でエイサーの集団が踊り歩く行事)を見るなら最寄りバス停は胡屋というバス停が最寄りとなります。中日、最終日はコザ運動公園での開催となりますので、最寄りバス停は園田となります。
観光客の方にとってはなかなか土地勘や距離感も分からないと思いますのでこの全島エイサーを見に行く際は余裕をもっていく必要ありです。
裏技として数年前に全島エイサーを見に行った際はあまり大きな声では言えませんがコザボーリングセンターに停めさせてもらって徒歩で行きました。これは地元沖縄市出身のローカルの友人の豊富な経験があったからこその選択だったので私一人だったらあそこに駐車しようという発想は生まれてこなかったと思います。
これぞうちなースタイルって感じでした。お店側に迷惑がかかるのでできればお控えいただきたいですが、もうどうにもならなくなったらトライしてみて下さい。駐車場から道ジュネーが見れるエリアまで徒歩10分かからずに着きます。穴場です。
全島エイサー以外にエイサーを見るには
まとめ
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