10月に入ってようやく涼しくなり、過ごしやすい季節となりました。それにしても今年の夏は本当に暑かったですね。この夏の各社ビール売り上げは好調だったのではないでしょうか。
沖縄のオリオンビールが関東でも買いやすくなった
今年の夏はスーパー等で様々な種類のオリオンビールが店頭に並んでおりました。伊波商店店主の住む埼玉県内でも見たことないオリオンの銘柄を多数目にすることができました。
以前はベーシックなオリオンビールしか売っていなかったし、むしろベーシックなオリオンビールですら売っているスーパーが非常に少なかったのですが、最近はコンビニやほ多くのスーパーでオリオンを見ることができます。
それどころか最近は沖縄に行かないと飲めないような新種も多数販売されているではないですか!
そこで今回は沖縄発祥のオリオンビールについて少しご紹介いたします。
現在オリオンビールはアサヒビールと業務提携を結んでいる
これは一体どういうことかというと、あのアサヒビールと業務提供し、販売権をアサヒが持ったことにより、全国に販路をもつアサヒの販売ルートを活用することによりオリオンビールが全国津々浦々で飲めるようになったということです。
オリオンビールとアサヒビールは2002年から業務提携を開始し、オリオンビール全体の株式のうちの10%をアサヒビールが保有することとなりました。アサヒがオリオンビールを全国で販売してくれることにより、より多くの人が沖縄テイストを味わえる機会を提供してくれているということです。
一方でオリオンビールはアサヒスーパードライを沖縄工場で製造し、県内で販売する権利を与えられているそうです。アサヒビールとしては、沖縄で最も影響力の高いビール業社の力を借りることができているので、沖縄県内での効果は大きいですね。
ということで最近こちら関東にも進出してきたオリオン銘柄の一部をご紹介します。
沖縄の誇りオリオンプレミアム
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これは昨年沖縄へ行った際に私は初めてこのオリオン・ザ・プレミアムに出会ったのですが、何と今年関東のスーパーでも販売されていました。
沖縄の自然から発見した新しいビール酵母使用でフルーティーな香りと、しっかりとしたコクがありながら苦味を抑えたスムースな味わいが特長です。通常のオリオンドラフトと比べると苦みが強い印象です。
75クラフトシリーズ
更に今年はプレミアムに加えて75BEERRシリーズであるクラフトラガー、セゾン、ケルシュ、ペールエール、キッシュ等のクラフト系のビールが豊富に販売されているのに驚きでした。
オリオンの75BEERシリーズとは、名護の醸造家が素材にこだわり手作りで仕上げたオリオンのクラフトビール。そうなんです。オリオンビールは数年前からなんとクラフトビールまで製造・販売しているのです。
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オリオンビール史上最も低い温度でビールを貯蔵する「氷点下貯蔵」
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氷点下貯蔵により雑味のもととなる成分を最大限除去し、澄み切ったさっぱりした味わいとなっております。
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今年の夏はキンキンに冷えたこの氷点下貯蔵オリオンを夕方の自宅バルコニーで堪能させていただきました。苦味、雑味がなく、ごくごく飲めてしまう南国のビールって感じです。私店主は以前サイパンで飲んでいたMiller Liteを思い出しました。常夏のビールって軽い感じで個人的には大好きです。
あの時見た沖縄の風景をイメージしながら味わう
それとこのオリオンビールってパッケージに伊江島産大麦使用や宮古島産大麦、名護産シークワーサー使用等々表示されているのですが、以前沖縄に旅行した方や、住んでいた方はこれら産地の風景を思い出しながら味わえるのではないでしょうか。
このオリオンビールやご当地ビールというのは味の魅力はもちろんのこと、以前行ったことのある思い出の地を感じながら飲める魅力があると思います。少し大げさかもしれませんが、オリオンビールにはビール×旅×思い出を融合した味わいがあるのです。
ご当地ビールの魅力
全国の人たちにオリオンビールを手に取る機会が増えるということは沖縄に行ったことない人もこのビールの美味しさに感動すれば、沖縄に行けば本場のオリオンが味わえるのかと沖縄に足を運ぶ人も増えるのではないでしょうか。多くの人たちはやはり沖縄の海に魅了され沖縄観光を選んだりしますが、ビールをきっかけに沖縄を旅先に選ぶということも十分ありえるのではないでしょうか。ビールの本場ベルギーやドイツのビールを飲んであの国に行って飲んでみたいとか十分あり得る話だと思います。
私個人もバリのビンタンビールをカルディなどで買うこともありますが、やっぱりバリでこれを飲みたいという感情が芽生えてきます。これは海外の方も同様にどうせなら沖縄に行って飲みたい!という人もいるはずです。
オリオンビールのみならず沖縄の食材や料理一品にはまり、それから沖縄にそれを求めて旅にくるひとたちが増えてくれればとても嬉しいです。
アサヒが販売できるのは所謂ビールとされるもののみ
個人的にはサザンスターや麦職人などの発泡酒も関東進出してほしいものです。しかし、調べてみるとアサヒが販売権を持っている商品は所謂ドラフトビールに限られているしうです。
発泡酒や第三のビールと呼ばれているオリオンの銘柄は販売権がないため本土で見る機会はほとんどありません。個人的にはお手頃で様々な品種があるのでおすすめですが、これもまた沖縄に足を運んだ時のお楽しみにしましょう。
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